マニュアルメディスン研究会 (院長より)
東京の原口カイロプラクティック院長で、ICAK会員の原口悟史B.C.Scを講師にお迎えして、継続して行なっている勉強会についての記事を、マニュアルメディスン研究会の機関誌に、継続して掲載していただいています。
次号は、5月24日~25日に行なった勉強会の内容です。
今回は主に、消化器系に対するアプローチについてです。
(以下、原稿抜粋)
QAにおける消化器系へのアプローチは2種類あるといえる。一つは構造的要素に関わるアプローチであり、もう一つは生化学的なアプローチである。
Dr.SchmittがQAの中で提示している消化器系に関わる主要なテクニックには以下のものがある。
・裂孔ヘルニア/胃食道逆流症
・回盲弁症候群-オープンとクローズ
・腸の神経系テクニック
・回腸ブレーキ
・砂糖とオープン回盲弁
・胃結腸反射
*回腸ブレーキ効果 (Ileal brake effect)とは、吸収されていない食物が回腸にあることにより、腸管機能を内分泌により抑制すること