転倒後の太もものこわばり 神戸市西区のKさん
会社員のKさん(54才)。長年の腰痛持ちで、ホルモン
のバランスも良くない状態でした。20年前の初診時
には、腰痛のほか、頸椎にも問題があり、乗り物酔い
がひどい状態でした。お聞きすると、出生時に首にへ
その緒が巻き付いていたとのこと。出生時のことなの
で、当然、ご本人の記憶にはないですが、体には、こ
の過去の傷害の記憶が残っているようでしたので、
IRT(インジュリ・リコール・テクニック)で、この記
憶を取り除く治療を何度か繰り返していくうちに、
徐々に乗り物酔いしなくなってきました。
また、当初の腰痛の症状がなくなったあとも、肩こり
など日ごろの体調管理のために、定期的に調整をさせていただいていました。
先日来院時、しばらく座ったあと、立ち上がるときに太ももの筋肉がこわばって動きにくい、とのこと。
股関節や膝の筋肉が緊張していたので緩める施術を何度か行いましたが、施術直後はいいのですが、しばらくすると元の症状に戻るとのこと。
いろいろとお聞きすると、2ヶ月ほど前に脚立から落ちてお尻を強く打ちつけたことがある、とのこと。
そこで、IRT(インジュリ・リコール・テクニック)で転落のイメージの緩和をしながら、筋膜のリリースを行いました。(写真)
その後、徐々に太もものこわばりはなくなってきました。